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2005年05月29日

闘争から表現へ

ゆふいん文化・記録映画祭にいきました。
朝から1日中観る自信がなかったので、夕方からの「みなまた日記」とシンポジウムに参加。
とてつもなく重い。不知火の命の物語。生命体の破壊。ここで、50年闘いつづけてきた患者連合の代表の言。「闘いの歴史は今、表現の歴史にかわった。」
70年代、東の三里塚・西の水俣と言われた反権力闘争は10年前に終焉を向かえ、現在は表現する、語り伝えるという方向にかわってきているという。
そういう意味でもとても、よくできたすばらしい記録映画でした。
そこで語られた彼らの総括は、大変考えさせられるものでした。50年の歴史。
土本典昭氏は父と同じ位の年代だろう。コーディネーターの中谷氏はおそらく60年安保の世代。
胎児性と言われる患者の方々は私と同年代、それをささえる彼女たちも会場で世話をする実行委員達も私と同世代。ひさびさの単語の羅列とともに、はかりしれない懐かしさを感じ、いったい私は何をしたいんだろうか、、、表現する なんてことはおそろしく重いことだ と

水俣 よみがえる魂
闘争から表現へ

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Posted by Yoko at 23:35 | コメント (0) |