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2006年01月16日

三丁目の夕日

今日はひさしぶりに映画を観にいきました。先日SYMさんがみたという、三丁目の夕日。懐かしい情景でした。一番最初に目にはいったのは、そうだ、昔は道路は土だったんだ!!ってことかな。東京タワーがだんだんできていく様子と共に人々の生活が描かれていました。私はちょうどこの主人公の子供達の年頃。思い出してみると景色に関してはあまり記憶がないんですよね。断片的な記憶はあるのだけれど、映画のように背景ははっきりとは覚えていないのです。ただひとつ、冬になると空き地で遊んだあと、くっきりと富士山がみえるんですよね。その富士山が目にやきついています。だから、今でも富士山をみるととってもうれしくなってしまうのです。

あの時代に戻りたいとは思わないけれど、やっぱり現代が居心地が良い。見世物の昭和の町ではない、本物?のごちゃごちゃ感が描かれていてちょっと安心しました。銀座はともかく、新宿や渋谷はけっして綺麗な町ではなかった。デパートには母親につれられて良くいったけれど、そのみちすがら、私は怖いところはしっかりと母や父の手をにぎって通っていました。そんなことの方が懐かしい思い出なんですね。父や母の思い出。唯一、昔がよかったなあって思うとしたら、万年筆一本がものすごくうれしい贈り物だったことかな。いま、すっごく欲しいものってないんですよね。我慢して我慢してやっと手に入って感激する。そんな思い出つくれない。

Posted by Yoko at 23:18 | コメント (0) |